メーデーを知らない人のために説明すると、この日は国際的に労働者の言動を祝う日です。
私達労働者の勝利を祝う日です。
私達がそこに集まり、見ているという力を忘れないように音を立てます。
さらに重要な事は、私達の戦いは続いているという事です。
メーデーは戦いに生まれました。
それはヘイマーケット大虐殺という、シカゴでの8時間労働へのストライク中のデモに警官が発砲した事件を記念しています。
メーデーは国際的な日です。
世界80カ国において国民の祝日であり、その他多くの国々で非公式的に祝われています。カナダや合衆国はメーデーを意図的に非政治的な日にするべく、別途「労働の日」を設けていますが、これら2国でさえメーデーが戻ってきているのです。
メーデーは段階的変化を待たない事を祝う日です。
帽子を手に持ち改善を乞うようにはならない事を祝う日です。
メーデーは人生を変える直接的行動のための日です。
そしてメーデーは麻痺治癒に戦う私達への重要なレッスンでもあります。
私達の戦いは世界的になっています。科学はどの1国のみで封じ込められるものではなく、治癒が明らかになれば、それは世界的に入手可能でなくてはなりません。
医者、科学者や大手医薬会社が私達を治癒するまで待つ必要はありません。私達自身が積極的に治癒の為に、治癒への道を妨げる障害物や人に対して戦わなければなりません。
戦うという言葉ばかり使う私に非難の声が来る前に申し上げておきますが、私は同意語辞典を持っていないわけではなく、故意でこの言葉を使っています。反奴隷制の十字軍からの言葉を皆さんに託します。フレデリック・ダグラスは奴隷として生まれ、自由へと脱出し、彼の全人生を反奴隷制廃止を唱えてきました。
次回もし誰かが麻痺の治癒へは、じっと座って待っているというのが答えだと言う人がいたら、大声を上げずに次に挙げるフレデリック・ダグラスの言葉を言いましょう。
「もしこの世に戦いがなければ、成長はない。自由主義を公言しながら動乱を見下している人々は、田畑を耕さずに稲を欲しがる人間です。そういう人は雷や稲妻なしに、雨を欲しがります。そういう人は膨大な量の水なしに大海を欲しがります。この戦いとは、モラルにおける戦いかもしれません、もしくは物質的なものかもしれません、もしくはモラルと物質的の両方かもしれません、しかしながらそれは戦いには違いないのです。」
Translator: Kawazu Kazuyo
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