G20警護用経費を552億2600万ドルまで増加しよう


From 17 June 2010 www.StemCellsandAtomBombs.blogspot.com:




宛先:G20リーダー
ジャコブ・ズマ氏(南ア大統領)、スティーブン・ハーパー氏(カナダ首相)、フェリプ・カルドロン氏(メキシコ大統領)、バラク・オバマ氏(米大統領)、クリスティナ・フェルナンデス・ド・キルシュナー氏(アルゼンチン大統領)、ルイズ・イナシオ・ルナ--シルヴァ氏(ブラジル大統領)、胡 錦濤氏(中国国家主席)、菅直人氏(日本首相)、李明博氏(韓国大統領)、マンモハン・シン氏(インド首相)、スシロ・バンバング・ユドヨノ氏(インドネシア大統領)、アブドゥッラー国王(サウジアラビア国王)、ニコラ・サルコジ氏(フランス大統領)、アンゲラ・メルケル氏(ドイツ首相)、シルヴィオ・ベルスコニ氏
(イタリア首相)、ドミートリー・メドヴェージェフ氏(ロシア大統領)、リセプ・タイップ・エルドガン氏(トルコ首相)、デヴィッド・キャメロン氏(イギリス首相)、ケビン・ルッド氏(オーストラリア首相)

差出人:デニス・テソラット(体にマヒを持つヒト、大阪、日本)

件名:G20警護用経費:5522600万ドルまで増加しよう

皆さんに素晴らしいニュースです!

世間はいつもG8G20関連イベントに関して、冷ややかな目で見ているようですね。特に主催国は経費にいくら掛かるかというのが問題の焦点です。(スティーブさん、ゴメンナサイ)おまけに貴方方の知性をからかい、信頼性を問いただしたりします。さあ、それもこれで終わりです!

そこで解決策として、今年は貴方方に、290億ドルの資産を持つG20記念幹細胞基金を作っていただきます。そして、皆さんには追徴警護費用として552億2600万ドルを懐にしまって、トロントから離れていただきますが、そこには1セントたりとも増税の必要はありません。

これを聞けば人々は群がり、驚きに立ちくらみを起こすでしょう。新聞はこぞって歴史的イベントだと報道するだろうし、きっとその器の大きさで貴方方を偉人に見せるに違いありません。

私はできるだけシンプルに計算したつもりですので、一度皆さん各国の財務大臣に数字を確認していただき、参加の出欠を私宛へメイル(stemcells.and.atom.bombs@gmail.com) にてお願いします。

一つ些細な事ですが、私には貴方方のように軍事予算情報には直接アクセスがないので、申し訳ありませんが、2008年、09年度の軍事経費の実費を参考に算出しましたので、もし、数億ドル程度の差異が生じる事があってもご了承ください。

以下に明確なプランをご紹介します。関係各国名を左側に表記し、それに並んで2008年度、2009年度の軍事費を表記してあります。(単位:百万US$)


各国それぞれ豊かな国なので、軍事費におけるトップ国は(オバマ大統領に敬意)、その寛大さを見せるべきだと勝手ながら独断で決めました。その結果、290億ドルのG20記念幹細胞基金は、アメリカはなんと51.072%($14,810,784,068)、アルゼンチン(皆さん、失礼)はたった0.201%($58,237,819)の貢献率となりました。

スピン(G20リーダーのみ対象:G20リーダーでなければ、読まないでください)

表の右コラムに、私が算出した国民一人当たりの負担額を表記しました。(国の負担額を国民数で割ったもの)これを関係各国のリーダーの皆さんには、国民に伝えていただきたくよろしくお願いします。(例:菅首相が、基金へ国民が男、女、子供一人当たり8.21ドルを負担してもらうと伝えていただくことになります) 
これからはもっと重要ですので、よく読んでください。
この件に関して、実際には国民の負担が増えるわけではない、と言う事を国民に忘れずに伝えてください。政府がその負担分を軍事費から差し引いて賄うという事になるからです。(オーストラリア国民一人当たりの負担が追加20.11ドルというわけではありません)

「フラー!」と喜ぶドイツ人は13.12ドルの追加負担がなくなり、トルコ人は「イヴェ」と喜ぶでしょう、なぜならトルコ人も5.85ドルの追加負担がなくなるからです。

でも実際には、国民の誰も2009年度の軍事費が2008年度より842億2600万ドルの増加だと気づく人はいなく、そして貴方方もG20の警護に552億2600万ドル追加させる事ができるのです。(どちらにしてもこれは国民からの税金なので、貴方には一銭も掛かりません)

警護も付けられるし、人々は幹細胞リサーチも継続できます。そしてこれは既に貴方方が使っている金額以上に掛からないのです。忘れないでください、軍事費の増加は秘密です。

真実 (G20リーダー以外の一般用なので、G20リーダーの方々は読まないでください)
リーダー達は、私たち一般市民が馬鹿だと思っているのだから、今回は向こうに勝たしてあげましょう。私たちは、世界の重い病気の治癒をする為の幹細胞リサーチに290億ドル得られるのですから。


Translator: Kawazu Kazuyo

可能というだけでなく、避けられない事

From 14 June 2010 StemCells&AtomBombs: 

Not only possible, but inevitable



私たちが原子爆弾を考えるとき、アメリカやその科学的発明に全ての責任があると責めがちですが、ここで忘れてはならないのは、戦争勝利国3カ国の政府やその他多くの国の科学者がチームとなって原子爆弾を実現させた事です。

カナダもその貴重なウラニウムの堆積物の為にその研究に参加しました。また戦火のイギリスの為に、カナダに移って研究を続けた多くのイギリス人研究者を迎え入れました。当時、イギリス人研究者もまた原子爆弾実現に向けて研究しており、1940年開かれたMAUD委員会では、爆弾開発に必要なウラニウムの絶対量を検討していました。アメリカやカナダは、ナチスドイツに対抗するべく核爆弾実現に絶対的な協力をしていました。

ジェイムス・チャドウィックという名を聞いて、原子爆弾を思いつく人はあまりいないと思います。彼の名は、1932年の中性子発見でノーベル物理学賞を受賞した1935年から知られるようになりました。中学生の科学の授業で習ったかと思いますが、原子はプロトン、電子と中性子から成り立ちます。1932年まで、中性子は一般に知られていませんでした。原子が引き裂かれる13年前は、ほとんどの科学者が、現在の12,13歳の子供達よりも原子の知識がありませんでした。

MAUDコミッティの一員として、ジャック チャドウィックはウラニウムの研究の勤しんでいました。1940年12月、彼はいくつかの研究結果を得た結論として、彼は以下のように結びました。「原子爆弾は可能というだけでなく、避けられない事です。それ以来、私は睡眠薬が必要になりました。それが唯一の眠る方法だったのです」

それから5年もしないうちに、広島と長崎の殺戮がチャドウィックの恐ろしい予言を現実の物としてしまいました。

この予言は、私が幹細胞リサーチをしている間に見た、もう一つのある事を思い出させました。

「世界中の脳外科医が合意している事として、損傷した脊髄を治癒する事自体が問題ではなく、いつ治癒するかというのが問題となっている事です。」

たった57ヶ月後で、チャドウィックの予言が現実になったという経緯を読んだ後、損傷した脊髄の治癒についての先述が、いつ述べられたか私は急いで調べました。これは確かではありませんが、記録として残っている中で、最初の記述は幹細胞と脊髄負傷へのリサーチを推進している、クリストファー&ダナ リーブ財団からでした。この記述がなされたのは48ヶ月前です。

私が理解する範囲では、これから先9ヶ月後に「今日から世界は、幹細胞治癒において、驚異的な力を見ることになるでしょう」と、言える段階では残念ながらありません。

Translator: Kawazu Kazuyo